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グスタフ・クリムトの代表作のひとつ「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像Ⅰ」が史上最高値の156億円でニューヨークの美術館に売却というニュース。\(◎o◎)/!
今年の1月に、親族の物だと主張していたアルトマンさんのもとに、オーストラリア政府との長い法廷闘争を経て戻ってきたばかりだというのに~。
(ナチス・ドイツがオーストリアを併合していた頃、たくさんの美術品が略奪されたらしいのですよね。)
でも、長生きしててよかったね。アルトマンさん、御歳90。
その時一緒に返還された4作品も、そのうち売りに出るのかしら(’’;)
今はウィーンの美術館にあるそうだけれど、近々ニューヨークにお引越しね。
観る側から言わせて貰えば、ひとつの美術館にまとめてほしいものですが・・・
ニューヨークもウィーンも、今のところどちらも行く予定はないけれど~

クリムトは好きな画家の1人。
クリムトの絵のタロットも持っています。お宝なので使わないけれど・・・(〃∇〃)
絢爛豪華で官能的な絵だけれど、愛と死がテーマだったりして。
自分の肖像画を一枚も描いていないクリムトは、「私の自画像はない。私について何かを知りたいと思うのなら、私の絵をじっくりと観察して、そこに私の人となりと、私の意図を探し出してもらいたい。」と言ったそうです。
クリムト1
この絵の女性は、たくさんいた恋人の1人とのこと。

生涯結婚はしなかったけれど、100枚をこえる手紙のやり取りをし、たぶん一番愛情を注いでいたのは、当時の社会では新進的な女性ブティック経営者であったエミーリエ。
「接吻」のモデルにもなっています。
エミーリエと夏の休暇を過ごした後は、精力的に創作活動に没頭していたということからも、彼女はクリムトにとってミューズだったのかもしれません。
自由な関係を保ちながら信頼しあっていた反面、失うことへの不安感が絵にも表れているような・・・
クリムト2


だ~い好きだったレストランの入り口に、この「接吻」も複製が飾ってあって、そのお店に行くのがいつも楽しみでした。
この絵に合う額縁を捜し歩いて・・・とおっしゃる白い髭のオーナーはとっても素敵な方で、お酒の弱い私でもそこのサングリアだけはすいすい飲めてしまうのでした。
その町に住んでいた頃、お寿司屋さんとどっちにするか迷ったお店。
知る人ぞ知るお店だったのかもしれません。
町も変わり、店もなくなり、サングリアの味だけが残ってます・・・ほんとか( ̄~ ̄;)ウーン・・・

サングリアは赤ワインにフルーツ果汁を加えたもの。
こんなHPを見っけ!サングリアを作ろう! 
残ったワインで作るといいかも。羨ましいぜぃ! 飲める人♪


グスタフ・クリムト グスタフ・クリムト
ジル ネレー (2000/11)
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